iPhoneで撮った写真をどうやって保存するといいのか改めて考えてみる
iPhoneの写真はどうやって保存しておくといいの?
最近は、iPhoneのカメラの性能は格段にアップして、カメラを持っていなくても、綺麗な写真を簡単に撮ることができるようになりました。
でも、iPhoneは持ち歩くので、落としたりする事故や本体トラブルで壊れてしまうことがあります。
それでは、iPhoneで撮影した写真をどうやって保存するといいのでしょう。
改めて考えてみたいと思います。
思いつく、写真の保存方法は、以下が考えられます。
- iCloudやgoogle、その他のクラウドを利用する
- 現像して、アルバムにする。
- 自宅のコンピュータやハードディスクに保存する。
- DVDなどのメディアにする。
- iPhoneにはいったままにする。
他にも、方法はあるかもしれませんが、今のところはこんな感じじゃないかなと思います。
何を基準に考えてみるか?
写真の保存方法の上記5点について、何を基準にその方法がいい方法なのか考えてみたいと思います。
- 長期保存
何年たっても変わらずに写真を見れることができるか。(意外と忘れがちですが、重要なことのような気がします。)
- 使い勝手
写真を簡単に保存できるのか。
- 費用
写真を保存しておくのに料金は発生するのか。
山形市若宮にあるiPhone修理店アースバレーのお客様は、意外と小さいお子様をお持ちのお父さんお母さんが多いので、写真の大切さについてよく考えます。
それぞれの保存方法について、検証すると
iCloudやgoogle、Amazonフォト、その他のクラウドを利用する。
今現在、アップルやGoogle、Amazonフォト等、大手の会社で行っているクラウド保存サービスは、会社が存続している限り、安心かなと思います。但し、事情により会社側でサービスを中止してしまう可能性があります。
- 長期保存
サービスを提供している会社が倒産したり、サービスの提供をやめない限り、何年経っても見ることが可能です。但し、現在提供を行っている会社は、起業してまだ長くても20年から30年程度です。サービスを提供している会社は、安定したサービスを提供するために、データを保管するサーバーの管理に力を入れています。かなりのトラブルがない限り、写真を見ることができなくなることはないと思います。iPhoneが壊れてしまっても、インターネットにつながるデバイスがあれば、バックアップされた写真や動画を見ることができます。
- 使い勝手
ほとんどのクラウドサービスには専用のアプリがあり、使っていない時に自動でバックアップを取ってくれます。但し、wifi環境は必要になります。
- 費用
- iCloud
iCloudは、iPhoneお馴染みのクラウドサービスですが、無料で使用できるのは5GBまでで、それ以上を使用する設定にするには以下のように月額の料金が発生します。
~50GB 130円 ~200GB 400円 ~2TB 1300円 iCloudが一杯になってしまうと、自動バックアップができなくなります。- Googleフォト
高画質を選択すると、写真とビデオを無料でバックアップすることが可能ですが、ファイルサイズはオリジナルよりも圧縮されます。
- Amazonフォト
有料のAmazonプライム会員が利用できるサービスの一つで、年払い4900円、月払い500円で使用できるバックアップサービスです。写真の画質は、オリジナルのまま枚数無制限、ビデオは5GBまでバックアップが取れます。
現像して、アルバムにする。
これは、当然撮った写真をプリントアウトして、アルバムに仕上げることです。
- 長期保存
プリントアウトして残すため、紛失しない限りいつでも見ることができます。紛失や災害などのトラブルで消失しない限り、大丈夫です。
- 使い勝手
撮った写真をすべてプリントアウトするのはほぼ不可能なため、ピックアップしてプリントアウトする作業やプリントアウトしたものをアルバムに仕上げる作業をしなければいけません。
- 費用
長期保存を考えるなら、やはり自宅のプリンターでの印刷ではなく、専門店での印刷が必要となります。費用は1枚当たり6円~でプリントできるようです。
自宅のコンピュータや外付けハードディスクに保存する。
- 長期保存
自宅のコンピュータや外付けハードディスクに保存した場合、保存期間はそれそれが故障するまでの期間となります。コンピュータや外付けハードディスクが故障して、データにアクセスできなくなったり、データ自体が壊れてしまうと、見ることができなくなります。コンピュータの寿命は、長くて5年程度です。
- 使い勝手
iPhoneをコンピュータにつないで、画像の取り込み作業を行わなければいけません。
- 費用
コンピュータを持っているのならば、コンピュータの容量以内であれば、無料で保存できます。
DVD等のメディアに保存する。
- 長期保存
DVD等のメディアに保存した場合、DVD等を再生するハードウェア(DVDドライブなど)が存在する限り、見ることができます。DVD等の経年劣化によって読み込みができなくなる可能性があります。ちなみに、DVDの寿命は製品のレベルと保管状態に左右され、最短10年~最長100年、と言われています。DVD等の破損や紛失などのトラブルがあれば、見ることができなくなります。
- コンピュータ用記録デバイスの変遷(参考)
テープ⇒8インチフロッピーディスク⇒5インチフロッピーディスク⇒3.5インチフロッピーディスク⇒1.と2.に分かれます
1.コンパクトディスク⇒DVDディスク⇒Blu-Rayディスク
2.ハードディスク⇒SSD
- 家庭用ビデオ録画用記録デバイスの変遷(参考)
8ミリフィルム⇒VHSビデオテープ又はベータマックスビデオテープ⇒8mmビデオテープ⇒8cmDVDディスク⇒ハードディスク
- 使い勝手
iPhoneをコンピュータにつないで、画像の取り込み作業後、DVDメディアに書き込む必要があります。
- 費用
DVDの書き込みができるコンピュータを持っているのならば、DVDメディア等(DVD-R、DVD-RW等)の購入費用が必要となります。
iPhoneにはいったままにする。
- 長期保存
iPhoneに保存された状態でそのままの場合は、iPhoneが使えなくなった時点で見ることができなくなります。日ごろ、持ち歩いているiPhoneは、様々なリスクにさらされています。落としたりして画面割れや本体故障等になると、写真を見ることはおろか、データの移動することも難しくなります。
- 使い勝手
撮った写真をそのままiPhoneに保存しているわけですから、手間はかかりません。
- 費用
費用も、iPhoneが壊れなければ、特に発生することはありません。
それぞれでランキングをつけるなら
長期保存
- 現像して、アルバムにする。
- DVD等のメディアに保存する。
- iCloudやgoogle、Amazonフォト、その他のクラウドを利用する。
- コンピュータや外付けのハードディスクに保存する。
- iPhoneにはいったままにする。
使い勝手
- iPhoneにはいったままにする。
- iCloudやgoogle、Amazonフォト、その他のクラウドを利用する。(ご自宅にwifi環境がある場合)
- コンピュータや外付けのハードディスクに保存する。
- DVD等のメディアに保存する。
- 現像して、アルバムにする。
費用
- iPhoneにはいったままにする。
- iCloudやgoogle、Amazonフォト、その他のクラウドを利用する。(Googleフォトを利用する場合)
- コンピュータや外付けのハードディスクに保存する。
- DVD等のメディアに保存する。
- 現像して、アルバムにする。
- iCloudやgoogle、Amazonフォト、その他のクラウドを利用する。(iCloud、Amazonフォト等の有料サービスを利用する場合)
写真データの重要性
山形市若宮にあるiPhone修理店のアースバレーでは、お手持ちのiPhoneトラブルでデータの重要性を考えられる部分が多々ありました。連絡先のデータは、何とか集めることはできるけど、写真に関しては、あの時間あの場所に戻って撮影しなおすことができません。
その中でも、当店に多い小さいお子様を持つお客様がiPhoneの中の写真データの一番大事に考えているのを肌で感じて、あらためてiPhone内の写真の保存方法を考えてみました。
これを機に、皆様も日々お使いのiPhone内の写真データの保存方法について、お考えになってはいかがでしょうか。